海賊王vs雑魚キャラ

先日声優の田中真弓さんのトークショーが市民館であったので観てきた。

入場料はたったの500円、懸賞金が何億もかかっている男に会える値段にしては安すぎないか?

しかも収益は全て震災関連に寄付されるという、さすが海賊王になる男、器が違う。


前座の地元のちびっこたちのストリートダンス、90年代に一世風靡したSHAMPOOの楽曲をBGMに使うとは、なかなかセンスがあるではないか。

田中さん入場の曲はやっぱりワンピースかと思いきや、天空の城ラピュタの曲が地元の子によって生演奏される。ここが一番テンションあがったな。

さらりと登場。「モノマネのおばさんです」っていう自虐的な自己紹介はかなり面白かった。パズー、クリリン、ルフィー、一通りやってくれて会場も盛り上がる。はずなのだがいかんせん田舎過ぎるのか、田中真弓さんほどのビッグネームでも会場は半分くらいしか埋まらず、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。定番のギャグに対する反応も都市部に比べてかなり鈍かったでしょうね。

場慣れを感じる圧倒的な安定感、巧みなトーク力。ルフィー自ら語るワンピースの話に引き込まれる。ルフィーというキャラを演じているだけで本当はこの人じゃないんだけど、やっぱりこの人がルフィーなんだ。キャラクターに命を吹き込むという仕事の重みを感じる。

アニメを観ているだけでは聞き逃してしまうような本人にしか分からない仕事へのこだわりなどいい話がたくさん聞けた。


僕はプロの人の話をずっと聞いていたかったのだが、トークショーという形式では仕方ないのか、雑魚キャラたちの質問に答える時間になった。夢の世界から一気に現実に引き戻される。

「年収はいくらですか」という雑魚キャラ中の雑魚キャラからの愚劣な質問も上手くかわす。覇気を使って雑魚キャラを一気に気絶させるかのような鮮やかさだった。お見事。


相手は海賊王、年収なんていう概念はないし、自由気ままに生きているに決まっているだろう。海賊王なめるな。

わざわざ出向いてくださった海賊王にそんな質問をしているからいつまでたっても雑魚キャラなんだよ。

とっつきやすい気さくな方だからって何聞いてもいいわけじゃないからね。市民の品性を疑われますので、一流の人に対してそういう俗っぽい質問はやめてください。

しかもこのおばさん、子供に代理で言わせるっていうおまけつき。「年収はいくらですか」って自分の子供に質問させる親、何これ?みっともない。雑魚キャラの雑魚度はホント酷い。

一流の人がわざわざ目線を下げてまで、一般の人と交流する必要があるのか。一番下のレベルに合わせる必要があるのか。疑問に思った。オレ(私)の話を聞け、それでいいじゃない。海賊王なんだから。

雑魚キャラなんてどうせロクなこと言わないのは、ワンピース見てたらわかるでしょう。まあ、雑魚がいるから海賊王が引き立つのかな。


話を田中さんに戻すと、やはりあの底抜けの明るさはモンキー・D・ルフィーそのもの。

むしろルフィーよりも、ルフィー感を感じる魅力的な方でした。舞台で鍛えられていて歌もびっくりするほど上手。

やっぱり海賊王になるのはこの人でしょうね。確信しました。